“甘藷畑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いもばたけ25.0%
かんしょばたけ25.0%
さつまいもばたけ25.0%
さつまばたけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はろばろに枯木わくれば甘藷畑いもばたけおつ魂げるやうな日が落ちて居る
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そこの甘藷畑かんしょばたけの中の小高い所にともかくも腰をかけて絵の具箱をあけた。
写生紀行 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
かれ日中につちう甘藷畑さつまいもばたけそばぎては自分じぶんあらしたあとこゝろひどいとはおもふのであるがそれをうめくにはこゝろとがめた。ういふ伴侶なかま千菜荒せんざいあらしといふ名稱めいしようもとばれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
甘藷さつまくつたなんていふんぢやねえぞ」與吉よきちいましめた。勘次かんじかれ大豆畑だいづばたけちかくにとなり主人しゆじん甘藷畑さつまばたけとそれから途中とちう南瓜畑たうなすばたけがあつたので、はたけのものよりも自然しぜんにそれをつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)