“蕃藷畑”の読み方と例文
読み方割合
ばんしょばたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土用の日ざしが狭い土堤いっぱいに涼しい松の影をこしらえて飽き足らず、下の蕃藷畑ばんしょばたけに這いかかろうとする処に大きな丸い捨石があって、熊さんのためには好い安楽椅子になっている。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)