“蕃蛇剌馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんじゃらあまん50.0%
ばんじやらあまん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一寸ちょいと、其の高楼たかどの何処どこだと思ひます……印度インドの中のね、蕃蛇剌馬ばんじゃらあまん……船着ふなつきの貿易所、——お前さんが御存じだよ、私よりか
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
お聞きよ此を! 今、現在、私のために、荒浪あらなみに漂つて、蕃蛇剌馬ばんじゃらあまんに辛苦すると同じやうなわかい人があつたらね、——お前は何と云ふの!何と言ふの?
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
一寸ちよいと高樓たかどの何處どこだとおもひます……印度インドなかのね、蕃蛇剌馬ばんじやらあまん……船着ふなつき貿易所ぼうえきしよ、——おまへさんが御存ごぞんじだよ、わたしよりか
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
きよこれを! いま現在げんざいわたしのために、荒浪あらなみたゞよつて、蕃蛇剌馬ばんじやらあまん辛苦しんくするとおなじやうなわかひとがあつたらね、——おまへなんふの!なんふの?
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)