“高楼”のいろいろな読み方と例文
旧字:高樓
読み方割合
たかどの75.0%
こうろう20.0%
たかやぐら5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この町の別な処にある高楼たかどのの静かな一室に、生きているとは思われない、大理石のような姿をした一人の女が横たわっていた。
松をすかしてチラチラ見えるいくつものは、たち高楼こうろうであり武者長屋むしゃながやであり矢倉やぐら狭間はざまであり、長安歓楽ながやすかんらく奥殿おくでんのかがやきである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二の木戸の高楼たかやぐらへ上ろうとした。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)