“たかやぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高櫓83.3%
高矢櫓8.3%
高楼8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃくわと二方をしきった畑の一部を無遠慮に踏み固めて、棕櫚縄しゅろなわ素縄すなわ丸太まるたをからげ組み立てた十数間の高櫓たかやぐらに人は居なかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
それさえ収容できぬほど、対岸の高矢櫓たかやぐら出矢櫓でやぐらの弓陣は、進み出る人影さえ見れば、どっと、矢の乱射を集中してくるのだった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高矢櫓たかやぐらにありて
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二の木戸の高楼たかやぐらへ上ろうとした。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)