“現在”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いま50.5%
げんざい42.3%
げんぜえ2.1%
ただいま2.1%
ザイン1.0%
ありのまゝ1.0%
いまどき1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりゃあ、美津は、お嬢さんで育ったかも知んねえけど、今は現在なんだから、どこへだって嫁にやってしまいばよかったんですよ。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
私達はとてもあの人達のやうな自信りを持つことが出來なかつた。決して現在の自らの心の状態を是認することが出來なかつた。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
左様だ、温泉の効能も効能だがお母や親父の手当が届いたからの事だ、他人の親でせえ其様なに丹誠してくれるのに、現在血を分けた親でいながら
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私の実の父も母も飯田の城下にかに現在生活しておりますものを、臨終の妄執だの亡魂だのと、もないことをせられる。おれも事によれ、程度を過ごせば無礼ともなる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夢とは何だろうか? 夢とは「現在しないもの」へのあこがれであり、理智の因果によって法則されない、自由な世界への飛翔である。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
んや其中は母の看病何呉めて不自由んと此事のみ心に牢舍したる我心を少しは汲譯現在に申上て此苦みをけられよと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
現在の小判から見りゃア、十層倍もする甲州大判の、一度の改鋳もしねえ奴がザクと有った。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)