“現在”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いま49.5%
げんざい43.4%
げんぜえ2.0%
ただいま2.0%
ザイン1.0%
ありのまゝ1.0%
いまどき1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりゃあ、美津は、お嬢さんで育ったかも知んねえけど、今は現在(いま)なんだから、どこへだって嫁にやってしまいばよかったんですよ。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
私達はとてもあの人達のやうな自信(じしん)と誇(ほこ)りを持つことが出來なかつた。決して現在(げんざい)の自らの心の状態を是認(ぜにん)することが出來なかつた。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
左様(そう)だ、温泉の効能も効能だがお母や親父の手当が届いたからの事だ、他人の親でせえ其様(そん)なに丹誠してくれるのに、現在(げんぜえ)血を分けた親でいながら
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私の実の父も母も飯田の城下に健(すこや)かに現在(ただいま)も生活(くら)しておりますものを、臨終(いまわ)の妄執だの亡魂だのと、埒(らち)もないことを仰(おお)せられる。お戯(たわむ)れも事によれ、程度(ほど)を過ごせば無礼ともなる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夢とは何だろうか? 夢とは「現在(ザイン)しないもの」へのあこがれであり、理智の因果によって法則されない、自由な世界への飛翔(ひしょう)である。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
請(うけ)んや其中は母の看病(かんびやう)藥(くすり)何呉(なにくれ)と定(さだ)めて不自由(ふじいう)成(なら)んと此事のみ心に懸(かゝ)り牢舍(らうしや)したる我心を少しは汲譯(くみわけ)早(はや)く現在(ありのまゝ)に申上て此苦(このくるし)みを助(たす)けられよと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
現在(いまどき)の小判から見りゃア、十層倍もする甲州大判の、一度の改鋳(ふきかえ)もしねえ奴がザクと有った。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)