“げんざい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
現在97.7%
儼在2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結構けつこうらしい、ことばかりおもひます、左樣さういふことおもふにつけて現在げんざいありさまがいやいやで、うかして此中このなかをのがれたい、此絆このきづなちたい
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これおも東西線とうざいせん南北線なんぼくせんとに竝列へいれつしてゐるが、中央ちゆうおう交叉點こうさてんあた場所ばしよ現在げんざい活火口かつかこうたる中岳なかだけたか千六百四十米せんろつぴやくしじゆうめーとる)がある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
単に信仰の力によりて実際儼在げんざいするものと断定し、また未来世界の存否、霊魂の生滅のごとき問題に至りても、情の上に考うれば、霊魂は死せずして死後に別世界ありとなさざれば
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)