“寿命”のいろいろな読み方と例文
旧字:壽命
読み方割合
じゅみょう87.5%
みいのち6.3%
ことぶき3.1%
じゆみやう3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもまあ寿命じゅみょうなら致し方ないのでございますが、当人がいよいよ息を引き取ります時、廻らない舌で何か申しましたそうで……
半七捕物帳:13 弁天娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
日本書紀にほんしょき神功じんぐう皇后の巻にいわく、「神のおしうることありて曰わく、『和魂にきみたま王身みついでしたがいて寿命みいのちを守らん。荒魂あらみたま先鋒さきなして師船みいくさのふねを導かん」 ...
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
其のほどを過ぎぬれば寿命ことぶきをあやまたず。
御利益ごりやくひとへに願ひますと無理な願掛ぐわんがけをして、寿命じゆみやうを三ねんちゞめたので、おまへいたのは二十一日目にちめ満願まんぐわんぢやアないか、わたし今朝けさめてふとると、四辺あたりが見えないんだよ
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)