“じゅみょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
寿命100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そなたもわかいのに歿なくなって、まことにどくなことであるが、なかはすべて老少不定ろうしょうふじょう寿命じゅみょうばかりはんとも致方いたしかたがない。
「なるほど、乙姫おとひめさまが、人間のいちばんだいじなたからを入れておくとおっしゃったあれは、人間の寿命じゅみょうだったのだな」
浦島太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「一体あの甘木さんが悪うございますよ、あんまり三毛を馬鹿にし過ぎまさあね」「そう人様ひとさまの事を悪く云うものではない。これも寿命じゅみょうだから」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)