トップ
>
歿
ふりがな文庫
“歿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
43.7%
ぼっ
24.6%
ぼつ
8.7%
なく
7.9%
なくな
6.3%
みまか
6.3%
みま
1.6%
かく
0.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
ところが一五九一年に父が
歿
(
な
)
くなったので、その家族を扶養しなくてはならなくなり、その
儘
(
まま
)
では過ごすことができなくなったので
ガリレオ・ガリレイ
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
歿(な)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぼっ
(逆引き)
鹿島ゑ津さんは
即
(
すなわ
)
ち初代ぽん太で、明治十三年生だから昭和十一年には五十七歳になるはずで、大正十四年四十六歳で
歿
(
ぼっ
)
したのである。
三筋町界隈
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
歿(ぼっ)の例文をもっと
(31作品)
見る
ぼつ
(逆引き)
けれども僕の眼識は欲目のために鈍つてゐて、赤彦君は
三月尽
(
さんぐわつじん
)
を待たずに
歿
(
ぼつ
)
し、短歌の製作も『犬の歌』以後は絶えたのであつた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
歿(ぼつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
なく
(逆引き)
歿
(
なく
)
なつた子供の揺籃に倚懸つてゐる母親、楽園の門の
閾
(
しきゐ
)
に立てゐるエヴ、宝は盗まれて其跡に石の置いてあるのを見た吝嗇な男
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
歿(なく)の例文をもっと
(10作品)
見る
なくな
(逆引き)
私
(
わたくし
)
の
祖父
(
じじ
)
の
年齢
(
とし
)
でございますか——たしか
祖父
(
じじ
)
は七十
余
(
あま
)
りで
歿
(
なくな
)
りました。
白哲
(
いろじろ
)
で
細面
(
ほそおもて
)
の、
小柄
(
こがら
)
の
老人
(
ろうじん
)
で、
歯
(
は
)
は一
本
(
ぽん
)
なしに
抜
(
ぬ
)
けて
居
(
い
)
ました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
歿(なくな)の例文をもっと
(8作品)
見る
みまか
(逆引き)
宮は我とも覚えず浅ましがりて、産後を三月ばかり重く病みけるが、その
癒
(
い
)
ゆる日を
竣
(
ま
)
たで、
初子
(
うひご
)
はいと弱くて肺炎の為に
歿
(
みまか
)
りにけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
歿(みまか)の例文をもっと
(8作品)
見る
みま
(逆引き)
有難涙に暮れて居りましたが、角右衞門は七月二日
終
(
つい
)
に
歿
(
みま
)
かり、戒名は一
庵了心信士
(
あんりょうしんしんし
)
と申し、只今に八
軒寺町
(
けんでらまち
)
の
東陽寺
(
とうようじ
)
という寺に石碑が残って居ります。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
歿(みま)の例文をもっと
(2作品)
見る
かく
(逆引き)
ヘエ/\
寝度
(
ねた
)
くないので、貴方は段々承ると、
然
(
しか
)
るべき処の、お高も沢山お取り遊ばしたお武家の嬢様だが、御運悪く水街道へいらっしゃいまして、
御親父様
(
ごしんぷさま
)
がお
歿
(
かく
)
れになって
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
歿(かく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“歿”の意味
《名詞》
(ボツ)死ぬこと。
《動詞》
(ボッする)死ぬ。
(出典:Wiktionary)
歿
漢検1級
部首:⽍
8画
“歿”の類義語
没
終焉
薨去
逝去
遷化
死去
辞世
物故
死亡
絶命
“歿”を含む語句
御歿
死歿
歿後
歿年
病歿
戦歿
戦歿後
歿分暁
歿分暁漢
蘭斎歿後
身歿
陣歿
“歿”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
斎藤茂吉
田中貢太郎
長谷川時雨
ギルバート・キース・チェスタートン
岡本かの子
幸田露伴
魯迅
小栗虫太郎
石原純