“みま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミマ
語句割合
見舞30.4%
三間23.2%
見廻10.1%
7.2%
三室5.8%
美馬5.8%
歿2.9%
2.9%
見守2.9%
見巡2.9%
(他:4)5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三時間目の唱歌しょうかのとき、女先生は思いついて、生徒をつれ、災難さいなんをうけた家へお見舞みまいにゆくことにした。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
これは文化ぶんかすゝんだくにとしては地震ぢしん見舞みまはれる機會きかいおほいからにもよるのであるが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「お座敷へと申すところですが、御気ごきさくにこちらでおくつろぎくださいまし……三間みまともとってはございますが」
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
一體いつたい三間みまばかりの棟割長屋むねわりながやに、八疊はちでふも、京間きやうま廣々ひろ/″\として
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と今は一切受付けぬ語気。男はこの様子を見て四方あたりをきっと見廻みまわしながら、火鉢越に女の顔近く我顔を出して、極めて低き声ひそひそと、
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「おや、ミイは?」と細君さいくんが不安な顔をして見廻みまわした時は、午後の一時近かった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
おそわれたるごとく四辺あたりみまわし、あわただしくの包をひらく、衣兜かくしのマッチを探り、枯草に火を点ず。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おそはれたる如く四辺あたりみまはし、あわただしくつつみをひらく、衣兜かくしのマツチを探り、枯草かれくさに火を点ず。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
塾生じゆくせい家族かぞくとがんで使つかつてゐるのは三室みま四室よまぎない。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
二階は三室みまに分れていて、その全体を一人娘の三千子が占領していた。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
阿波の三好みよし美馬みま海部かいふ等の諸郡では、山村いたる処にタフを生産する。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
桐井角兵衛は罪人の揚屋あがりやを預かり、手代手先の下役を使って、阿波全土の十手を支配している役儀上、いやとはいえないで、すぐに人相書を十数枚複写させ、それを美馬みま海部かいふ板野いたの
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
深き恵みに感じつゝ、有難涙に暮れて居りましたが、角右衞門は七月二日つい歿みまかり、戒名は一庵了心信士あんりょうしんしんしと申し
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さておかめは角右衞門に連れられて此処へ参りまして、一年半ばかり居りますうちに角右衞門の女房が歿みまかりましたが、角右衞門も未だ老朽おいくちる年でもなく、殊に縁合えんあいになっているおかめさん
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
看護員はひしひしとその身を擁せる浅黄の半被はっぴ股引ももひきの、雨風に色せたる、たとえば囚徒の幽霊のごとき、数個すかの物体をみまわして、秀でたる眉をひそめつ。
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
看護員は犇々ひしひしとその身をようせる浅黄あさぎ半被はっぴ股引ももひきの、雨風に色褪いろあせたる、たとへば囚徒の幽霊の如き、数個すかの物体をみまはして、ひいでたるまゆひそめつ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
津田はけむに巻かれたような顔をして、黒八丈くろはちじょうえりのかかった荒い竪縞たてじま褞袍どてら見守みまもった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ははねこは、じっとねこたちのあそぶようすを見守みまっていました。もし、ねこたちが、あまり自分じぶんからとおざかろうとすると、
ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
『死んだんぢやないんだよ、初めツから。』と、吉野もホツと安心した様な顔を上げて、笑ひながら女児等を見巡みまはした。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
おれは、別にずかしい事をした覚えはないんだから、立ち上がりながら、部屋中一通り見巡みまわしてやった。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれその日子ひこぢの神二一びて、出雲よりやまとの國に上りまさむとして、裝束よそひし立たす時に、片御手は御馬みまの鞍にけ、片御足はその御鐙みあぶみに蹈み入れて、歌よみしたまひしく、
この天皇、葛城かづらき曾都毘古そつびこの子、葦田あしだの宿禰が女、名は黒比賣くろひめの命に娶ひて、生みませる御子、いち忍齒おしはの王、次に御馬みまの王、次に妹青海あをみの郎女、またの名は飯豐いひとよの郎女三柱。
「オヤ」ト云ッてキョロキョロと四辺あたり環視みまわして、お勢は忽ち真面目まじめな貌をした。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
フト何か憶出したような面相をしてキョロキョロと四辺あたり環視みまわした。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その後から、三人の刑事は、何か目交みまぜをして、薄笑いながら跟いて行った。
ここはまだわかい、下級かきゅう竜神達りゅうじんたち修行しゅぎょう場所ばしょなのじゃ。わし時々ときどき見𢌞みまわりにるので、うこのいけ勝手かってっている。
かさがさねの早業はやわざに、わたくしいたくち容易よういふさがりませんでしたが、ようやちつけて四辺あたり景色けしき見𢌞みまわしたときに、わたくしたびおどろかされてしまいました。