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鵠立
ふりがな文庫
“鵠立”の読み方と例文
読み方
割合
たたずん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たたずん
(逆引き)
愕然
(
がくぜん
)
として文三が、夢の覚めたような
面相
(
かおつき
)
をしてキョロキョロと
四辺
(
あたり
)
を
環視
(
みま
)
わして見れば、
何時
(
いつ
)
の間にか
靖国
(
やすくに
)
神社の
華表際
(
とりいぎわ
)
に
鵠立
(
たたずん
)
でいる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と見れば
後
(
あと
)
の
小舎
(
こや
)
の前で、昇が
磬折
(
けいせつ
)
という風に腰を
屈
(
かが
)
めて、其処に
鵠立
(
たたずん
)
でいた洋装紳士の
背
(
せなか
)
に向ッて
荐
(
しき
)
りに礼拝していた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
文三は
些
(
すこ
)
し
躊躇
(
ためらっ
)
て梯子段を降果てお勢の子舎の入口まで参りは参ッたが、
中
(
うち
)
へとては立入らず、唯
鵠立
(
たたずん
)
でいる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
鵠立(たたずん)の例文をもっと
(1作品)
見る
鵠
漢検準1級
部首:⿃
18画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“鵠”で始まる語句
鵠
鵠沼
鵠介
鵠在
鵠山
鵠毛
鵠沼行
鵠鳴山