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愕然
ふりがな文庫
“愕然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がくぜん
90.4%
ぎょっ
4.6%
びつくり
2.1%
ぎよつ
1.3%
がくっ
0.4%
あっ
0.4%
おびえ
0.4%
ぎょつ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がくぜん
(逆引き)
ここでは、必ず、数寄屋の外に立っているはずの藪田助八も、ふと、その様子を見て、
愕然
(
がくぜん
)
と、越前守のうしろまで
跳
(
と
)
びこんで来た。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愕然(がくぜん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぎょっ
(逆引き)
入口の左右にある六弁形の壁燈を見やりながら、法水が拱廊の中に入ろうとした時、何を見たのか
愕然
(
ぎょっ
)
としたように立ち止った。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
愕然(ぎょっ)の例文をもっと
(11作品)
見る
びつくり
(逆引き)
余
(
よ
)
愕然
(
びつくり
)
し山水を
棄
(
すて
)
て此娘を視るに
一揖
(
おじぎ
)
して
去
(
さ
)
り、
樹
(
き
)
の
下
(
もと
)
の草に
坐
(
ざ
)
してあしをなげだし、きせるの火をうつしてむすめ三人ひとしく
吹烟
(
たばこのむ
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
愕然(びつくり)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ぎよつ
(逆引き)
左仲が
煙管
(
きせる
)
の
元
(
もと
)
へ
差出
(
さしいだ
)
すにぞ左仲は
愕然
(
ぎよつ
)
となし思はず
震
(
ふる
)
へ出せし體を見るより彼の者は
莞爾
(
につこ
)
と笑ひ左仲が側へ同じく
腰
(
こし
)
打掛
(
うちかけ
)
旅人
(
りよじん
)
は何等の
用
(
よう
)
にて
斯
(
かく
)
夜道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
愕然(ぎよつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
がくっ
(逆引き)
それを知って、僕は思わず
愕然
(
がくっ
)
としたのだ。では
何故
(
なぜ
)
かと云うと、どこかに、建物の中から広がってくる、噪音を遮断したものがなけりゃならない。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
愕然(がくっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あっ
(逆引き)
一同は
愕然
(
あっ
)
と驚いた。最も
駭
(
おどろ
)
いた——或いはそう見えた——のが為吉であった。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
愕然(あっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おびえ
(逆引き)
女はみな
吁
(
あ
)
といひてうつぶして
愕然
(
おびえ
)
迷
(
まど
)
ひ、男はみな立あがりておどろきけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
愕然(おびえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぎょつ
(逆引き)
「実は、飛んだ罪な
悪戯
(
いたずら
)
をした奴がおりましてな。」不意を喰って
愕然
(
ぎょつ
)
と振向いた
態
(
かたち
)
のままで、ルキーンは割合平然と答えた。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
愕然(ぎょつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“愕然”の意味
《名詞》
愕然(がくぜん)
非常に驚くこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
愕
漢検1級
部首:⼼
12画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“愕”で始まる語句
愕
愕心
愕眙
“愕然”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
中島敦
林不忘
モーリス・ルヴェル
泉鏡花
谷崎潤一郎
佐々木味津三
山本周五郎
和辻哲郎