“がくっ”の漢字の書き方と例文
語句割合
愕然100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを知って、僕は思わず愕然がくっとしたのだ。では何故なぜかと云うと、どこかに、建物の中から広がってくる、噪音を遮断したものがなけりゃならない。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「それよりも僕は、いま自分の発見に愕然がくっとしてしまったところさ。この死体は、彫り上げた数秒後に絶命しているのだよ。つまり、死後でもなく、また、服毒以前でもないのだがね」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
レヴェズは思わず愕然がくっとして、肱掛を握った片手が怪しくもふるえ出した。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)