“おびえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
震慄20.0%
20.0%
恐怖20.0%
悸病20.0%
愕然20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入日のしばし、空はいま雲の震慄おびえのあかあかと
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
赤き震慄おびえ接吻くちつけにひたとふる一刹那いつせつな
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
若きをのこ七二けくおびえして、銭おほくつひやすことよといふに、殿とののぼらせ給ふ時、七三小豆嶋あづきじまより七四室津むろづのわたりし給ふに、七五なまからきめにあはせ給ふを、みともはべりしもののかたりしを思へば
かかる恐怖おびえを知らざらん
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
★ わたしの地方では人が悸病おびえにかかつた時、その原因を知るために『怯え落し』をやる——それには先づ錫か蝋を溶かして水の中へ流しこむのだ。
女はみなといひてうつぶして愕然おびえまどひ、男はみな立あがりておどろきけり。