“褞袍”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
どてら95.1%
おんぼう1.2%
おんぽう1.2%
どんつく1.2%
ハラート1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“褞袍”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
池袋の旅館で、蒲団包みを開くと、なかから伊庭の褞袍どてらや、かなり古いインバネスや、小豆あづきの袋が包みこんであつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
あんまりい気持ちなので、私はひじを枕にしたまま、足の先を褞袍どてらすそにくるんで、うつらうつらとなっていた。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
それに引変えやぶれ褞袍おんぼう着て藁草履わらぞうりはき腰に利鎌とがまさしたるを農夫は拝み、阿波縮あわちぢみ浴衣ゆかた
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
はじめ出奔しゅっぽんせしと思ひしに、其者そのものの諸器褞袍おんぽうも残りあれば、それとも言はれずと沙汰さたせしが、一月ひとつきばかりありて立帰れり。津軽つがるを残らず一見して、くわしきこと言ふばかり無し。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「あんなものを巻着けておいた日にゃあ、骨まで冷抜ひえぬいてしまうからよ、わし褞袍どんつく枕許まくらもとに置いてある、誰も居ねえから起きるならそこで引被ひっかけねえ。」
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この人は、よく田舎寺の役僧などが著てゐるやうな縞柄の褞袍ハラートなどは決して身につけてをらん。