トップ
>
利鎌
ふりがな文庫
“利鎌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とがま
85.7%
とかま
10.7%
りれん
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とがま
(逆引き)
梅軒は、徐々に、その鎖を手元に
手繰
(
たぐ
)
り
溜
(
た
)
めた。——それは手元にある鋭い
利鎌
(
とがま
)
を、次に
抛
(
ほう
)
ってくる用意であることはいうまでもない。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
利鎌(とがま)の例文をもっと
(24作品)
見る
とかま
(逆引き)
鋭い
利鎌
(
とかま
)
で草でも
薙
(
な
)
ぐやうに
伐
(
き
)
り
仆
(
たふ
)
され、皮を剥がれ、傷つけられ、それから胴切にされてしまふ、今までは私の宅の周囲も、森林で厚肉の
蒼黯
(
あをぐろ
)
い
染色硝子
(
ステインドグラス
)
を立てゝゐたが、一角だけを残して
亡びゆく森
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
利鎌(とかま)の例文をもっと
(3作品)
見る
りれん
(逆引き)
春の夜とはいいながら、夜気が冷たく襟頸へ
滲
(
し
)
み込んで、
利鎌
(
りれん
)
のような凄い下弦の月が植込みのはずれにかかっている。自動車を車庫へ入れて妻の運転手は、今出て来るところであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
利鎌(りれん)の例文をもっと
(1作品)
見る
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
鎌
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利根
利巧
利用
利根川
利助
検索の候補
鎌倉公方足利成氏
“利鎌”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フィオナ・マクラウド
橘外男
江見水蔭
倉田百三
小島烏水
蒲原有明
林不忘
佐左木俊郎
石川啄木