“利根”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とね91.7%
りこう4.2%
りこん4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢張りそんなところから大正七年の秋に、ひとつ利根川のみなかみを尋ねて見ようとこの利根とねの峽谷に入り込んで來たことがあつた。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
板倉も利根りこうだから、そんなことを色にも出しはしないが、あれ迄の冒険をしてうちを助けてくれたのは、多分単純な旧主人への恩返しや忠義ばかりではないであろう
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一、利根りこんのある学生俳句をものすること五千首に及ばば直ちに第二期に入るべし。普通の人にても多少の学問ある者俳句をものすること一万首以上に至らば必ず第二期に入り来らん。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)