みなかみ紀行みなかみきこう
十月十四日午前六時沼津發、東京通過、其處よりM—、K—、の兩青年を伴ひ、夜八時信州北佐久郡御代田驛に汽車を降りた。同郡郡役所所在地岩村田町に在る佐久新聞社主催短歌會に出席せんためである。驛にはS—、O—、兩君が新聞社の人と自動車で出迎へてゐ …
作品に特徴的な語句
あく ことさ 上野かうづけ つひ しこ 吾妻あがつま もち 病人やまうど つち 温泉おんせん 鶺鴒いしたたき すぢ かへで 榾火ほだび 欄干てすり しし 魚田ぎよでん 相生あひおひ さか 酒井さかゐ 先刻さつき 唐繪たうび いぶか 百木ももき 天地あめつち 四萬しま 瞽女ごぜ はりつけ 米突メートル 線條すぢ 吹路ふくろ 老神おいがみ 自宅うち 蓼科たでしな 蠶飼こがひ 千曲ちくま 利根とね 金精こんせい 隈囘くまみ 兩人ふたり 不圖ふと 黒檜くろび 黒白あやめ 龍膽りんだう 小諸こもろ かげ 峽間はざま 木理もくめ つが かひ 山魚やまめ なら 小雨こさめ もみ とち 三國みくに 四邊あたり 水上みなかみ 水皺みじわ 法師ほふし 洋燈ランプ 温泉いでゆ 嬬戀つまこひ 澤渡さわたり 片品かたしな 搗栗かちぐり
題名が同じ作品
みなかみ紀行 (新字新仮名)若山牧水 (著)