“嬬戀”の読み方と例文
新字:嬬恋
読み方割合
つまこひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この川は數日前に嬬戀つまこひ村の宿屋の窓から雨の中に佗しく眺めた溪流のすゑであるのだ。澁川に正午に着いた。東京行沼田行とそれ/″\の時間を調べておいて驛前の小料理屋に入つた。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
「ねヱK—君、君一緒に行かないか、今日この汽車で嬬戀つまこひまで行つて、明日川原湯泊り、それから關東耶馬溪に沿うて中之條に下つて、澁川高崎と出ればいゝぢやないか、僅か二日餘分になるだけだ。」
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)