“嬬屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つまや66.7%
ツマヤ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家に行きて如何にか吾がせむ枕づく嬬屋つまや佐夫斯久サブシクおもほゆべしも (巻五。七九五)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
この句は万葉に「あどせろとかもあやにかなしき」(巻十四・三四六五)の例があるのみで、ほかは、「家に行きて如何にか吾がせむ枕づく嬬屋つまやさぶしく思ほゆべしも」(巻五・七九五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
婚禮の夜は、新しい嬬屋ツマヤが新夫婦の爲に開かれ、新しい床に魂が鎭められねばならぬのだから、神の來訪を待つことは考へられる。