“つまや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツマヤ
語句割合
嬬屋50.0%
妻屋25.0%
爪遣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この句は万葉に「あどせろとかもあやにかなしき」(巻十四・三四六五)の例があるのみで、ほかは、「家に行きて如何にか吾がせむ枕づく嬬屋つまやさぶしく思ほゆべしも」(巻五・七九五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
枕つく妻屋つまやもささで夏の月入るまでを見ん夜の涼しさに
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
されば善く射るものは矢を爪遣つまやりすること多く、美しく細工するものは刀を礪ぐこと頻りなり。如何ぞ書を能くするものの筆を撰まずといふことあらん、また如何ぞ下手のみ道具を詮議せん。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)