“相生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいおい50.0%
あひおひ34.4%
そうしょう12.5%
さうじやう3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ねえこたあねえさ、小旗本へ婿にいった叔父が本所にいるよ」と房二郎が云った、「本所の相生あいおい町で、土屋っていうんだがね」
へちまの木 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
湯島からかけて相生あひおひ橋、それから温泉のあるあたりまでは、扇頭の小景だといつてしまふことの出来ないあるものを持つてゐる。
あちこちの渓谷 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
これによりて、男女の相性、嫁娶かしゅ、修造、家相を選ぶも、みな相生そうしょうを吉とし相剋そうこくを凶とす。しばらくも五行を離るることなし。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
掊搏ばいはく、相殺、相生さうじやう忤逆ごぎやく、掩蔽等の種々の状、一氣の生、少、壯、老、衰、死等の種々の態、一日の人の氣、一日の時の氣、一節乃至一年、十年、百年、千年、萬年、萬々年の氣、一人の氣
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)