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『へちまの木』
ふりがな文庫
『
へちまの木
(
へちまのき
)
』
房二郎が腰を掛けたとき、すぐ向うにいたその男は、鰺の塩焼を食べながら酒を飲んでいた。房二郎は酒を注文し、肴はいらないと云った。ふくれたような顔の小女は、軽蔑したような声で、酒一本、肴はいらないとさ、とあてつけがましい声でどなった。房二郎は慣 …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小説新潮」新潮社、1966(昭和41)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約59分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
へい
)
分
(
ぶ
)
印
(
じるし
)
半
(
はん
)
喧嘩
(
げんか
)
喰
(
た
)
嚇
(
かっ
)
外
(
はず
)
偽書
(
にせがき
)
品
(
ひん
)
嬌
(
なまめ
)
店
(
たな
)
捲
(
まく
)
放
(
ほう
)
煎
(
い
)
片
(
きれ
)
白
(
しら
)
綴
(
と
)
辻斬
(
つじぎ
)
這
(
ば
)
逢曳
(
あいび
)
面
(
つら
)
馬喰
(
ばくろ
)
亀戸
(
かめいど
)
人別
(
にんべつ
)
仄
(
ほの
)
仔熊
(
こぐま
)
仔細
(
しさい
)
仰
(
おっ
)
伜
(
せがれ
)
俯向
(
うつむ
)
倚
(
よ
)
側
(
そば
)
僻
(
ひが
)
儲
(
もう
)
内所
(
ないしょ
)
冰
(
こお
)
凭
(
もた
)
前跼
(
まえかが
)
剥
(
は
)
半刻
(
はんとき
)
半插
(
はんぞう
)
反吐
(
へど
)
反故
(
ほご
)
叩
(
たた
)
可笑
(
おか
)
吃
(
ども
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呷
(
あお
)
呻
(
うめ
)
咆
(
ほ
)
咎
(
とが
)
咳
(
せき
)
唸
(
うな
)
啜
(
すす
)
嗅
(
か
)
嘔吐
(
おうと
)
囁
(
ささや
)
土堤
(
どて
)
大店
(
おおだな
)
女狐
(
めぎつね
)
女狼
(
おんなおおかみ
)
婦女
(
おんな
)
宿酔
(
ふつかよい
)
寝衣
(
ねまき
)
小女
(
こおんな
)
小路
(
こうじ
)
尖
(
とが
)
尤
(
もっと
)
屑
(
くず
)
山王
(
さんのう
)
布子
(
ぬのこ
)
帖
(
じょう
)
平
(
ひら
)
庖丁
(
ほうちょう
)
店者
(
たなもの
)
店賃
(
たなちん
)
惚
(
ほ
)
慥
(
たし
)
拵
(
こしら
)
挫
(
くじ
)
掴
(
つか
)
掻
(
か
)
掻巻
(
かいまき
)
揃
(
そろ
)
摺師
(
すりし
)
撫
(
な
)
昏
(
く
)
晒
(
さら
)
晦日
(
みそか
)
枕許
(
まくらもと
)
桜谷
(
おうこく
)
棘
(
とげ
)
欺
(
あざむ
)
歪
(
ゆが
)
歴
(
れっき
)
沢茂
(
さわも
)
河岸
(
かし
)
溜
(
たま
)