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煎
ふりがな文庫
“煎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せん
66.2%
い
27.8%
に
2.1%
いり
1.3%
せんじ
0.9%
え
0.4%
あげ
0.4%
いっ
0.4%
ニ
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せん
(逆引き)
「ひょっとしたら私の病気にでもきくというのでだれかが送ってくれたのじゃないかしら、
煎
(
せん
)
じてでも飲めというのじゃないかしら」
球根
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
煎(せん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
い
(逆引き)
煎
(
い
)
りつくようなのどの乾きと、傷が生命を奪って行く、それとの戦い、疼痛などで、病室は、檻のようなわめきで、相呼応していた。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
煎(い)の例文をもっと
(50作品+)
見る
に
(逆引き)
この魚はなま
煎
(
に
)
えを食ってさえも死ぬというのに、
生
(
なま
)
のままでしばしば食っても遂に害がなかったのは、やはり一種の天命というのであろうか。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
煎(に)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
いり
(逆引き)
四十
文
(
もん
)
にて
買
(
かひ
)
炮烙
(
はうろく
)
にて是を
煎
(
いり
)
金紙
(
きんがみ
)
に包み
鄭重
(
たいそう
)
らしくしてお
常
(
つね
)
に密と
渡
(
わた
)
しければお常は
喜
(
よろこ
)
び
金子
(
きんす
)
を玄柳に
遣
(
つかは
)
しお
熊
(
くま
)
倶々
(
とも/″\
)
厚
(
あつ
)
く禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
煎(いり)の例文をもっと
(3作品)
見る
せんじ
(逆引き)
上より
自在
(
じざい
)
をさげ、此火に酒の
燗
(
かん
)
をなしあるひは
茶
(
ちや
)
を
煎
(
せんじ
)
、夜は
燈火
(
ともしび
)
とす。さて
熟
(
つら/\
)
此火を視るに、
筩
(
つゝ
)
をはなるゝこと一寸ばかりの上に
燃
(
もゆ
)
る、扇にあふげば
陽火
(
やうくわ
)
のごとくに
消
(
きゆ
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
煎(せんじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
え
(逆引き)
馬
(
うま
)
に
煎
(
え
)
れんのが
癖
(
くせ
)
でひゝんと
騷
(
さわ
)
いだ
處
(
ところ
)
俺
(
お
)
れ
手
(
てえ
)
横
(
よこ
)
さ
出
(
だ
)
して
抑
(
おさ
)
えたもんだから
畜生
(
ちきしやう
)
見界
(
みさけえ
)
もなく
噛
(
かぢ
)
ツたんだからなあ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
煎(え)の例文をもっと
(1作品)
見る
あげ
(逆引き)
性
邪悪
(
よこしま
)
にして慾深ければ、奉納の
煎
(
あげ
)
豆腐を
以
(
も
)
て足れりとせず。われから宝珠を棄てて、明神の
神祠
(
みやしろ
)
を抜け出で、穴も定めぬ野良狐となりて、彼の山に
漂泊
(
さまよ
)
ひ行きつ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
煎(あげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いっ
(逆引き)
或
(
あるい
)
は又ヨジユムを作って見ようではないかと、色々
書籍
(
しょじゃく
)
を
取調
(
とりしら
)
べ、
天満
(
てんま
)
の
八百屋市
(
やおやいち
)
に行て昆布
荒布
(
あらめ
)
のような海草類を
買
(
かっ
)
て来て、
夫
(
そ
)
れを
炮烙
(
ほうろく
)
で
煎
(
いっ
)
て
如何
(
どう
)
云う
風
(
ふう
)
にすれば出来ると云うので
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
煎(いっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ニ
(逆引き)
相
(
ア
)
ヒ
煎
(
ニ
)
ルコトノ
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煎(ニ)の例文をもっと
(1作品)
見る
煎
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“煎”を含む語句
煎餅
香煎
煎汁
胆煎
瓦煎餅
豆煎
揚煎餅
肝煎
煎茶
煎薬
塩煎餅
煎餅布団
油煎
湯煎
煎藥
煎茶茶碗
煎鳥
煎法
鯛煎餅
煎詰
...
“煎”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夏目漱石
佐々木味津三
山本周五郎
三遊亭円朝
島崎藤村
南方熊楠
高浜虚子
柳田国男