“煎餅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
せんべい94.8%
おせん3.1%
せん1.0%
せんべ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“煎餅”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
小言をいひ乍ら平次は、取散らかした部屋の中を片附けて、少し煎餅せんべいになつた座蒲團を二枚、上座らしい方角へ直します。
「馬鹿言え。お茶受もあるのだ」爺いさんは起って、押入からブリキのかんを出して、菓子鉢へ玉子煎餅せんべいを盛っている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
煎餅おせんやおこしのたらしもかで、皆々みな/\いておにはすとおどかしてゞもやう
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
思ひ切つて置いては來たれど今頃は目を覺して母さん母さんと婢女をんなどもを迷惑がらせ、煎餅おせんやおこしのたらしも利かで、皆々手を引いて鬼に喰はすとおどかしてゞも居やう、あゝ可愛さうな事をと聲たてゝも泣きたきを
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「恐かったよ、それでね、あたい、貰っといたお菓子だの、お煎餅せんだの、ソッとたもとン中へしまッとくの、そしてね、紙の上へ乗せて枕頭まくらもとへ置いとくの。そして鼠にね、お前、私をいじめるんじゃアありません。お菓子をるからね、おとなしくして食べるんだッて、そう云ったよ。」
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
繪端書屋の女の子が、あたしのお煎餅せんべを泥坊したのよ。
梅龍の話 (旧字旧仮名) / 小山内薫(著)