“煎餅蒲団”の読み方と例文
読み方割合
せんべいぶとん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近所に用事が残っているというので、清三は寺に帰るのをやめて、親子いっしょに煎餅蒲団(せんべいぶとん)にくるまって宿直室に寝ることなどもあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
もっとも渋を刷(は)いた厚紙で嵌込(はめこみ)の蔽(おおい)があって、それには題して「入船(いりふね)帳」。紙帳も蚊帳もありますか、煎餅蒲団(せんべいぶとん)を二人で引張(ひっぱ)りながら、むかし雲助の昼三話。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三尺の押入を開けると、煎餅蒲団(せんべいぶとん)が二枚、その下敷になっているのが、柿色の大風呂敷ではありませんか。