“嵌込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はめこ82.4%
はめこみ11.8%
すげ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Cはやはり木の箱で、前面は硝子を嵌込はめこんであり、下のEなる皿には水を入れ、図で見るように電熱で所要の温度に保つのである。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
もっとも渋をいた厚紙で嵌込はめこみおおいがあって、それには題して「入船いりふね帳」。紙帳も蚊帳もありますか、煎餅蒲団せんべいぶとんを二人で引張ひっぱりながら、むかし雲助の昼三話。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いかにも……それは道理もっともな観察ですが、しかし万一兇器としても単に嵌込すげるだけの目的ならば、附近にシッカリした花崗岩みかげいしの敷石が沢山に在るのに
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)