“すげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スゲ
語句割合
35.6%
素気28.7%
22.8%
4.0%
素氣4.0%
無情2.0%
嵌込1.0%
1.0%
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揃いの盲縞の着物、飛白前掛脚絆手甲という一様な扮装で、ただ前掛の紐とか、襦袢というところに、めいめいの好み
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一歩、家庭を出れば、もう生きて帰るか帰らぬか、心は主君とにのみあって、妻には、余りにも素気なくさえ見える良人だった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊「いゝがありますぜ、東京から遠くはありませんがね、が行って頼んだらなくも断るまいと思うんで、あれなら大丈夫だろう」
『あいつら、巴里にゃあえところがあるってんで、嬉しがってりやがった。』
二三日經つて、級長の谷以下のクラスの代表者六人から申し出た猫又先生更任願は、教頭の劇しい叱責と共に素氣なくけられた。教頭は冷かな眼でみんなを見下しながら云つた。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
いや、い男だ。……こないだ路考が言葉尻を濁したが、わしの察するところでは、年に一度、十年がけの手紙というのを欝陶しがって、無情ないことを言ってやったものと見える。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
いかにも……それは道理な観察ですが、しかし万一兇器としても単に嵌込るだけの目的ならば、附近にシッカリした花崗岩の敷石が沢山に在るのに
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……これは何か重たい刃物か何かのを、抜けないように嵌込た証拠らしいぞ……そう思い思い草川巡査は、自分が犯人であるかのように青褪めた、緊張した表情で、そこいらを見まわした。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ぼっと、虹ののような中に、母の顔が見えた。昔ながらの温いおの顔である。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多くの家の周囲には、家を建てた材料と同じ、或は蘆を束にした、高い垣根がある。アイヌの家は、六年か七年しかもたぬそうである。部落には家が三、四十軒ある。