トップ
>
薹
ふりがな文庫
“薹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とう
84.0%
たう
14.8%
すげ
1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とう
(逆引き)
しかし胴の
肥
(
ふと
)
り方の
可憐
(
かれん
)
で、貴重品の感じがするところは、
譬
(
たと
)
えば
蕗
(
ふき
)
の
薹
(
とう
)
といったような、草の芽株に属するたちの品かともおもえる。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
薹(とう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たう
(逆引き)
その頃にしては少し
薹
(
たう
)
の立ちかけた
二十歳
(
はたち
)
、さして美しくはありませんが、育ちのせゐか
垢拔
(
あかぬ
)
けがして、娘らしい魅力に申分はありません。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
薹(たう)の例文をもっと
(12作品)
見る
すげ
(逆引き)
多くの家の周囲には、家を建てた材料と同じ
薹
(
すげ
)
、或は蘆を束にした、高い垣根がある。アイヌの家は、六年か七年しかもたぬそうである。部落には家が三、四十軒ある。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
薹(すげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“薹”の意味
《名詞》
(とう)あぶらなやふきなどの花軸や花茎。
(出典:Wiktionary)
薹
漢検1級
部首:⾋
17画
“薹”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
高浜虚子
牧野富太郎
小島烏水
佐々木邦
伊藤左千夫
葛西善蔵
南方熊楠
柳田国男
林不忘