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素氣
ふりがな文庫
“素氣”のいろいろな読み方と例文
新字:
素気
読み方
割合
そつけ
66.7%
すげ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そつけ
(逆引き)
つか/\と
行懸
(
ゆきか
)
けた
與吉
(
よきち
)
は、これを
聞
(
き
)
くと、あまり
自分
(
じぶん
)
の
素氣
(
そつけ
)
なかつたのに
氣
(
き
)
がついたか、
小戻
(
こもど
)
りして
眞顏
(
まがほ
)
で、
眼
(
め
)
を
一
(
ひと
)
ツ
瞬
(
しばだた
)
いて
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
皆川半之丞の浪宅へ、幾度か使をやりましたが、二晩稽古に來たつ切り、あとは顏を見せない——といふ
素氣
(
そつけ
)
ない挨拶です。
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
素氣(そつけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
すげ
(逆引き)
「そんでも
厭
(
や
)
だよ、
俺
(
お
)
らさうい
噺
(
はなし
)
ぢや
聞
(
き
)
きたくもねえ」
勘次
(
かんじ
)
は
素氣
(
すげ
)
なくいつてすいと
庭
(
には
)
へ
立
(
た
)
つて
復
(
ま
)
た
夏蕎麥
(
なつそば
)
へ
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
けた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
二三日經つて、級長の谷以下のクラスの代表者六人から申し出た猫又先生更任願は、教頭の劇しい叱責と共に
素氣
(
すげ
)
なく
却
(
しりぞ
)
けられた。教頭は冷かな眼でみんなを見下しながら云つた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
素氣(すげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
氣
部首:⽓
10画
“素氣”で始まる語句
素氣無
検索の候補
素氣無
“素氣”のふりがなが多い著者
三島霜川
久米正雄
上司小剣
南部修太郎
アントン・チェーホフ
長塚節
若山牧水
夏目漱石
泉鏡花
野村胡堂