“そつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
素氣57.1%
素気21.4%
卒気14.3%
卒氣7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆川半之丞の浪宅へ、幾度か使をやりましたが、二晩稽古に來たつ切り、あとは顏を見せない——といふ素氣そつけない挨拶です。
いつだつたかの雨声会に、夏目漱石氏が招待せうだいを受けて、素気そつけなく辞退した事があつた。
『然うか!』と、信吾はまた卒気そつけなく答へた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
うか!』と、信吾は又卒氣そつけなく答へた。晝飯が濟むと、フラリと一人出て、町へ行つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)