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素気
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そつけ
ふりがな文庫
“
素気
(
そつけ
)” の例文
旧字:
素氣
姉の政子はそんなことは何うでも好いといふやうに
素気
(
そつけ
)
なく言つて、ぐんぐん石段を登つて行つた。
父親
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
いつだつたかの雨声会に、夏目漱石氏が
招待
(
せうだい
)
を受けて、
素気
(
そつけ
)
なく辞退した事があつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「それだとお気の毒だが有りませんよ。」と小説家は
素気
(
そつけ
)
なく言つた。「私はいつも速記者に
口授
(
くじゆ
)
して書かすので、私の書いたものといつては先づ
校正書
(
かうせいがき
)
位のものでせうからね。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“素気”で始まる語句
素気無
素気素法