“なさけな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
情無73.7%
無情15.8%
悲哀5.3%
情5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチは奈何(いか)にも情無(なさけな)いと云(い)ふやうな聲(こゑ)をして。『奈何(どう)して君(きみ)、那樣(そんな)に可(い)い氣味(きみ)だと云(い)ふやうな笑樣(わらひやう)をされるのです。 ...
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
こは父君存生(ぞんしょう)の頃よりつねに二、三百の金はかし置(おき)たる人なる上、しかも商法手広く表をうる人にさへあれば、はじめてのこととて無情(なさけな)くはよもとかゝりしなり。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
ぢゃによって、何(なに)か可笑(をか)し悲哀(なさけな)い奴(やつ)をば聽(き)かせてくりゃ、乃公(おれ)は怏々(くさ/\)してかなはぬによって。
いつでも情(なさけな)いと思(おも)ひ/\して居(ゐ)たのを考(かんが)へ出(だ)して、少(すこ)し欝(ふさ)いで来(き)て俯向(うつむ)いた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)