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かなし
ふりがな文庫
“かなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悲
69.1%
哀
21.6%
可悲
3.1%
悲哀
2.1%
悲嘆
1.0%
哀哭
1.0%
愁
1.0%
歎悲
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悲
(逆引き)
それを聞いた哀れな街子は、人の影へかくれるようにしながら、
家
(
うち
)
の方へ
駈
(
か
)
け出しました。それが街子の最初の
悲
(
かなし
)
みでありました。
最初の悲哀
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
かなし(悲)の例文をもっと
(50作品+)
見る
哀
(逆引き)
声のない
哀
(
かなし
)
みを
湛
(
たた
)
えた君のこの頃に心を引かれないものが有ろうか。君の周囲にあるものは
何事
(
なんに
)
も知らないものばかりだと君は思うか。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かなし(哀)の例文をもっと
(21作品)
見る
可悲
(逆引き)
彼はその酒を取りて、
吉
(
よ
)
き事積りし後の凶の凶なる今夜の
末期
(
まつご
)
に
酬
(
むく
)
ゆるの、
可哀
(
あはれ
)
に余り、
可悲
(
かなし
)
きに
過
(
すぐ
)
るを観じては、口にこそ言はざりけれど、玉成す涙は
点々
(
ほろほろ
)
と散りて
零
(
こぼ
)
れぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かなし(可悲)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
悲哀
(逆引き)
これはやつぱり戯曲作家の
悲哀
(
かなし
)
さだよ。(笑声)
対話
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
かなし(悲哀)の例文をもっと
(2作品)
見る
悲嘆
(逆引き)
ただ夢中です、身も世もあられぬ
悲嘆
(
かなし
)
さを堪え忍びながら
如何
(
いか
)
にもして
前
(
もと
)
の通りに
為
(
し
)
たいと、恥も外聞もかまわず、出来るだけのことをしたものです。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
否
(
いいえ
)
、憎らしいとその時思うことが出来るなら
左
(
さ
)
まで苦しくは無いのです。ただ
悲嘆
(
かなし
)
かったのです。」
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
かなし(悲嘆)の例文をもっと
(1作品)
見る
哀哭
(逆引き)
それから
後
(
のち
)
の私たち二人は、
肉体
(
からだ
)
も
霊魂
(
たましい
)
も、ホントウの
幽暗
(
くらやみ
)
に
逐
(
お
)
い出されて、夜となく、昼となく
哀哭
(
かなし
)
み、
切歯
(
はがみ
)
しなければならなくなりました。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かなし(哀哭)の例文をもっと
(1作品)
見る
愁
(逆引き)
あどけない
愁
(
かなし
)
みをする
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
かなし(愁)の例文をもっと
(1作品)
見る
歎悲
(逆引き)
女房 (背を
擦
(
さす
)
る)若様は、
歎悲
(
かなし
)
むのがお
嫌
(
きらい
)
です。御性急でいらっしゃいますから、御機嫌に障ると悪い。ここは、楽しむ処、歌う処、舞う処、喜び、遊ぶ処ですよ。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かなし(歎悲)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かなしみ
かな
なげき
かなしさ
さび
あはれ
なげ
あわれ
がな
うれ