“かなしさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悲痛42.9%
悲哀28.6%
可悲14.3%
郷愁14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お屋敷の子と生まれた悲哀かなしさはしみじみと刻まれた。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
宮は可悲かなしさ可懼おそろしさに襲はれてすこしく声さへ立てて泣きぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
雪のシラシラ降っている夕方、私は此啄木の歌をふっと思い浮べながら、郷愁かなしさを感じた。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)