トップ
>
乃公
ふりがな文庫
“乃公”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おれ
61.2%
だいこう
16.4%
わし
8.6%
おいら
6.9%
おら
2.6%
ダイコウ
2.6%
こちとら
0.9%
われ
0.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれ
(逆引き)
そして果せる哉、
本統
(
ほんとう
)
に伊勢鰕のように真赤な顔になった。
乃公
(
おれ
)
は困ったと思うと、富田さんが
突然
(
いきなり
)
乃公の手を捉えたのには
喫驚
(
びっくり
)
した。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
乃公(おれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
だいこう
(逆引き)
主人の貪欲不人情、
竈
(
かまど
)
の下の灰までも
乃公
(
だいこう
)
の物なりと絶叫して傍若無人ならんには、如何に従順なる婦人も思案に余ることある可し。
新女大学
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
乃公(だいこう)の例文をもっと
(19作品)
見る
わし
(逆引き)
韓さんはそんなだつたら
乃公
(
わし
)
が往つても、もう駄目だらうからツて、来てはくれませんでした。お蔭で私は
生命拾
(
いのちひろ
)
ひをしました。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
乃公(わし)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
おいら
(逆引き)
「やかましい、黙れ、
乃公
(
おいら
)
がこの
破戸漢
(
ごろつき
)
を
敲
(
たた
)
き殺すんだ」岡本を睨みつけて、「野郎、出て往きやがれ、ぐずぐずすると敲き殺すぞ」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
乃公(おいら)の例文をもっと
(8作品)
見る
おら
(逆引き)
「
呍
(
うん
)
、
乃公
(
おら
)
が音頭とるべい。音頭とるべいが、皆であとやらんといけねえぞ。音頭取りばかりにさしちゃいけねえぞ——ソラ、ジンバラハラバイタァ」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
乃公(おら)の例文をもっと
(3作品)
見る
ダイコウ
(逆引き)
「こりゃ黄信。きさまは日頃、
乃公
(
ダイコウ
)
出デテ三山ニ鬼声ヲ絶ツ——などと大言を吐いていたが、なんとしたこと、これを見ろ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乃公(ダイコウ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こちとら
(逆引き)
「ふウむ、其りや、野郎可哀さうな様だが
却
(
かへつ
)
て
幸福
(
しあはせ
)
だ、
乃公
(
こちとら
)
の様にピチ/\してちや、養育院でも引き取つては呉れめヱ——、ま、
愈々
(
いよ/\
)
となつたら監獄へでも参向する工夫をするのだ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
乃公(こちとら)の例文をもっと
(1作品)
見る
われ
(逆引き)
「昔は五百石の
御朱印
(
ごしゆいん
)
で」なぞと言つても、「
乃公
(
われ
)
の家の
糊米
(
のりまい
)
だ」と京子の父は高を
括
(
くゝ
)
つて道臣を見下げた。腹が
妾
(
めかけ
)
だといふので、長女には生れてゐても、京子は弟や妹ほど父に重んぜられなかつた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
乃公(われ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“乃公”の意味
《名詞》
吾が輩。俺様。
(出典:Wiktionary)
乃
漢検準1級
部首:⼃
2画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“乃公”で始まる語句
乃公等
乃公達
検索の候補
乃公等
乃公達
“乃公”のふりがなが多い著者
魯迅
清水紫琴
国木田独歩
佐々木邦
徳冨蘆花
海若藍平
幸田露伴
三遊亭円朝
福沢諭吉
薄田泣菫