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乃公
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おら
ふりがな文庫
“
乃公
(
おら
)” の例文
「
呍
(
うん
)
、
乃公
(
おら
)
が音頭とるべい。音頭とるべいが、皆であとやらんといけねえぞ。音頭取りばかりにさしちゃいけねえぞ——ソラ、ジンバラハラバイタァ」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
仙果は何処へか
慌忙
(
あわ
)
てて出て行こうとする
出合頭
(
であいがしら
)
朝帰りの種員を見るや否や、いきなりその胸倉を取って、「
乃公
(
おら
)
ア今お
前
(
めえ
)
を
捜
(
さが
)
しに行こうと思っていた処だ。気をたしかにしな。気をたしかにしな。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「
乃公
(
おら
)
が見たと云う者はありませんが、妙な事を云いますよ」
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“乃公”の意味
《名詞》
吾が輩。俺様。
(出典:Wiktionary)
乃
漢検準1級
部首:⼃
2画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“乃公”で始まる語句
乃公等
乃公達