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慌忙
ふりがな文庫
“慌忙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわて
30.8%
あわ
23.1%
あわただ
15.4%
あわたゞ
15.4%
あわただし
7.7%
あわてゝ
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわて
(逆引き)
左門
慌忙
(
あわて
)
とどめんとすれば、
陰風
(
いんぷう
)
に
眼
(
まなこ
)
くらみて
行方
(
ゆくへ
)
をしらず。
俯向
(
うつぶし
)
につまづき倒れたるままに、声を放ちて大いに
哭
(
なげ
)
く。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
慌忙(あわて)の例文をもっと
(4作品)
見る
あわ
(逆引き)
慶三はこれ屈強と、
覗機関
(
のぞきからくり
)
でも見るように片目を押当てたが、すると
忽
(
たちま
)
ち声を立てる程にびっくりして
慌忙
(
あわ
)
てて口を蔽い
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
慌忙(あわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あわただ
(逆引き)
慌忙
(
あわただ
)
しいような夕飯が済むと、笹村は何やら持ち出して家を出た。母親もそれと前後して、産婆を呼びに行った。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
慌忙(あわただ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あわたゞ
(逆引き)
晴代は年が越せるか何うかもわからないやうな不安と
慌忙
(
あわたゞ
)
しさの中に、春を迎へる用意をしてゐた。父親や妹たちも来て手伝つてゐた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
慌忙(あわたゞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あわただし
(逆引き)
彼は
忽
(
たちま
)
ち
眼
(
まなこ
)
を着けて、木立は垣の如く、花は幕の如くに
遮
(
さへぎ
)
る
隙
(
ひま
)
を縫ひつつ、
姑
(
しばら
)
くその影を
逐
(
お
)
ひたりしが、
遂
(
つひ
)
に
誰
(
たれ
)
をや
見出
(
みいだ
)
しけん。
慌忙
(
あわただし
)
く母親に
咡
(
ささや
)
けり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
慌忙(あわただし)の例文をもっと
(1作品)
見る
あわてゝ
(逆引き)
りしが
影
(
かげ
)
さへ見ず
成
(
なり
)
し頃やう/\
我
(
われ
)
に歸りつゝ
慌忙
(
あわてゝ
)
奧
(
おく
)
に走り入り今の次第を
斯々
(
かう/\
)
と話すに妻も且
呆
(
あき
)
れ且は驚く計りにて
夫婦
(
ふうふ
)
交
(
かたみ
)
に
面
(
おもて
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
慌忙(あわてゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
慌
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“慌忙”で始まる語句
慌忙惑
検索の候補
慌忙惑
“慌忙”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
徳田秋声
永井荷風
ハンス・クリスチャン・アンデルセン