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慌忙
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あわただ
ふりがな文庫
“
慌忙
(
あわただ
)” の例文
慌忙
(
あわただ
)
しいような夕飯が済むと、笹村は何やら持ち出して家を出た。母親もそれと前後して、産婆を呼びに行った。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
母は不図思起してや、さも
慌忙
(
あわただ
)
しげに
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
先生の仕事のもう
揚
(
あが
)
っている笹村は、
慌忙
(
あわただ
)
しいような心持で、自分の創作に執りかかっていた筆をおいて、時々先生の様子を見に行った。
衆
(
みんな
)
は交替に、寂しい病室に夜のお
伽
(
とぎ
)
をすることになっていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
慌
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“慌忙”で始まる語句
慌忙惑