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慌忙
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あわたゞ
ふりがな文庫
“
慌忙
(
あわたゞ
)” の例文
晴代は年が越せるか何うかもわからないやうな不安と
慌忙
(
あわたゞ
)
しさの中に、春を迎へる用意をしてゐた。父親や妹たちも来て手伝つてゐた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
小尼公
(
アベヂツサ
)
の優しき
腕
(
かひな
)
の爐中の詩卷を
攫
(
つか
)
まんとせし時、事の
慌忙
(
あわたゞ
)
しさに足踏みすべらしたるなるべし、この天使の如き少女はあと叫びて、横ざまに身を火燄の間に
僵
(
たふ
)
しつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
慌
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“慌忙”で始まる語句
慌忙惑