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『海神に祈る』
ふりがな文庫
『
海神に祈る
(
かいじんにいのる
)
』
普請奉行の一木権兵衛は、一人の下僚を伴れて普請場を見まわっていた。それは室津港の開鑿工事場であった。海岸線が欠けた銍の形をした土佐の東南端、俗にお鼻の名で呼ばれている室戸岬から半里の西の室戸に、古い港があって、寛文年間、土佐の経世家として知 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約43分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
帰
(
いに
)
婆
(
ばんば
)
所有
(
もちまえ
)
献
(
あが
)
意
(
いみ
)
酔
(
よっ
)
嘲笑
(
あざわらい
)
機
(
はずみ
)
乃公
(
おら
)
通
(
とおり
)
詰
(
づめ
)
献
(
たてまつ
)
浸
(
にじ
)
何人
(
たれ
)
則
(
すなわち
)
前日
(
まえのひ
)
申
(
もうし
)
温
(
あたたか
)
囁
(
ささやき
)
己
(
じぶん
)
不具
(
ふぐ
)
二時
(
やつ
)
願
(
がん
)
仮作
(
つくりごと
)
額
(
ぬか
)
除
(
と
)
負
(
おぶ
)
良
(
え
)
絶
(
たや
)
確乎
(
しっかり
)
生
(
なま
)
比
(
ごろ
)
早
(
はよ
)
大悦
(
たいえつ
)
承
(
うけたま
)
如何
(
いかが
)
愚
(
おろか
)
後
(
うしろ
)
彼
(
あ
)
下僚
(
したやく
)
馬廻
(
うままわり
)
鞺
(
ど
)
蹲
(
しゃが
)
足端
(
あしくび
)
赦
(
ゆるし
)
諸人
(
もろびと
)
誓言
(
せいげん
)
花押
(
かおう
)
至
(
いたり
)
翌日
(
あくるひ
)
簣
(
あじか
)
筆草
(
ふでくさ
)
神行
(
なばれ
)
破
(
わ
)
真箇
(
ほんと
)
白
(
しら
)
田畑
(
でんぱた
)
犠牲
(
いけにえ
)
活
(
いき
)
此
(
こ
)
横肥
(
よこぶとり
)
東寺
(
ひがしでら
)
揮
(
ふ
)
打裂
(
ぶっさき
)
手端
(
てくび
)
微
(
かすか
)
往
(
ゆ
)
彼処
(
あすこ
)
平生
(
いつも
)
幣束
(
しで
)
名刺
(
なふだ
)
壮佼
(
わかいしゅ
)
小兵
(
こがら
)
傍
(
かたわら
)
厭
(
いと
)
仰臥
(
あおむけ
)
八時
(
いつつ
)
啖
(
く
)
修法
(
すほう
)
処
(
ところ
)
衣片
(
きれ
)
蟻
(
あり
)
虎馬
(
とらま
)
藪
(
やぶ
)
藍碧
(
らんぺき
)
藁葺
(
わらぶき
)
葛籠
(
つづら
)
著
(
つ
)
莞
(
にっ
)
荻
(
おぎ
)
入而
(
いれて
)
至而
(
いたって
)
冑
(
かぶと
)
至
(
いた
)
聳
(
そび
)
老年
(
としより
)
老人
(
としより
)
碩学
(
せきがく
)
破片
(
かけら
)
硯
(
すずり
)