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莞
ふりがな文庫
“莞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にっ
76.5%
に
11.8%
にや
5.9%
をさ
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にっ
(逆引き)
お滝の手が此方向きに寝ている男の肩に往ったところで、男は不意にひらりと起きて
莞
(
にっ
)
と笑った後にむこうの方へ往った。
狐の手帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
莞(にっ)の例文をもっと
(13作品)
見る
に
(逆引き)
金五郎は包の中から三つの古い桐の箱を
執
(
と
)
りだした。女房も好奇心をそそられたので傍へ寄って来た。金五郎は女房の顔を見て
莞
(
に
)
やりとした。
偶人物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
莞(に)の例文をもっと
(2作品)
見る
にや
(逆引き)
相対
(
あひたひ
)
する
坊主
(
ばうず
)
の
口
(
くち
)
は、
三日月形
(
みかづきなり
)
に
上
(
うへ
)
へ
大
(
おほ
)
きい、
小鼻
(
こばな
)
の
条
(
すぢ
)
を
深
(
ふか
)
く
莞
(
にや
)
つて
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
莞(にや)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
をさ
(逆引き)
そして魔性の女の多い事、町中を色糸の
莞
(
をさ
)
のやうに人の心を時めかし織つて歩るいてる。神社のある台の右側の方は静かだ。納まつた貴族的な宿屋が二三軒並んでる。
坊つちやん「遺蹟めぐり」
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
莞(をさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
莞
漢検準1級
部首:⾋
10画
“莞”を含む語句
莞爾
莞然
莞爾々々
莞爾莞爾
悠揚莞爾
莞々
莞爾〻〻
莞草
“莞”のふりがなが多い著者
岡本一平
田中貢太郎
泉鏡太郎
泉鏡花