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莞然
ふりがな文庫
“莞然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にっこり
25.0%
くわんぜん
25.0%
にこにこ
25.0%
にっこ
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にっこり
(逆引き)
莞然
(
にっこり
)
ともせず帽子も被ッたままで唯
鷹揚
(
おうよう
)
に
点頭
(
てんとう
)
すると、昇は忽ち平身低頭、何事をか
喃々
(
くどくど
)
と言いながら続けさまに二ツ三ツ礼拝した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
莞然(にっこり)の例文をもっと
(1作品)
見る
くわんぜん
(逆引き)
「狐と間違へられては大変ですネ」と篠田は
莞然
(
くわんぜん
)
笑
(
わらひ
)
傾けつ、
框
(
かまち
)
に腰打ち掛けて雪に
冰
(
こほ
)
れる
草鞋
(
わらぢ
)
の
紐
(
ひも
)
解かんとす
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
莞然(くわんぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
にこにこ
(逆引き)
徐
(
おもむ
)
ろに質問すべき事こそあれと、
予
(
あらかじ
)
めその願意を通じ置きしに、看守は
莞然
(
にこにこ
)
笑いながら、
細君
(
さいくん
)
を離したら、困るであろう悲しいだろうと、またしても
揶揄
(
からか
)
うなりき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
莞然(にこにこ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
にっこ
(逆引き)
螺
(
さざい
)
の
壺々口
(
つぼつぼぐち
)
に
莞然
(
にっこ
)
と含んだ微笑を、細根大根に
白魚
(
しらうお
)
を五本並べたような手が持ていた団扇で
隠蔽
(
かく
)
して、
耻
(
はず
)
かしそうなしこなし。文三の眼は俄に光り出す。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
莞然(にっこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
莞
漢検準1級
部首:⾋
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“莞”で始まる語句
莞爾
莞爾々々
莞
莞爾莞爾
莞々
莞草
莞爾〻〻
“莞然”のふりがなが多い著者
福田英子
木下尚江
二葉亭四迷