“螺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
29.4%
さざえ11.8%
かい5.9%
かひ5.9%
がい5.9%
さざい5.9%
たにし5.9%
にし5.9%
にな5.9%
ばい5.9%
(他:2)11.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“螺”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本2.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ここに、一つ目と二つ目の浜境はまざかい、浪間のいわすそに浸して、路傍みちばたと高い、一座のごとき丘がある。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、そこの守りを、賊の一将にいいつけて、自身、わずかの部下を連れて、山谷の奥にある——ちょうどの穴のような渓谷を、に鞭打って帰ってきた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さざえのふたは、金槌かなづちでも、開かないことを知っていた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水野は、これだけはご免だとまじめで言う、いよいよ他の者はこいつおもしろいと迫る、例の酒癖がついに、本性ほんしょうを現わしてさざえのようなやつを突きつけながら、罰杯の代にこれだと叫んだ。
遺言 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
のぼりと馬が先に歩き出すと、その後から大勢の者が、かいをふいたり、かねを叩いたり、笛太鼓も入れて、はやし立てて行くのだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かなしみ」のかひかとばかり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
流れがいには、押太鼓
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
さざい壺々口つぼつぼぐち莞然にっこと含んだ微笑を、細根大根に白魚しらうおを五本並べたような手が持ていた団扇で隠蔽かくして、はずかしそうなしこなし。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
三枚ばかり附木つけぎの表へ、(ひとくみ)も仮名で書き、(二せん)も仮名で記して、前に並べて、きざ柿の熟したのが、こつこつと揃ったような、昔はたにしが尼になる、これは紅茸べにたけさとりを開いて、ころりと参った張子はりこ達磨だるま
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
車夫二人に引かせて人力で藤沢へ行った結果、私は大きな淡水産のにし(Melnia)の美事な「種」を壺に一杯集めることが出来た。
この、気のめいるような食事の後で、私は助手を従えて、海岸と町の海堤とに添うて採集に行き、下僕二人は町の背後の丘へ、陸産のにしをさがしにつかわした。
それと共に翳もしだいに大きくなって、数日の後には厚くなって銭のようになり、右の睛にはになの殻のような渦まきが出来ていた。
瞳人語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ばいでもむかしいま角度かくど幾分いくぶん相違そういしてゐるようですし、赤貝あかゞひでもせんかずすこかはつてゐるといふようなことが、貝塚かひづか貝殼かひがら調しらべてればわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
むかし大阪おほさかのことあり——二日ふつかあけなゝどきまえより市中しちうほらなどいて
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ほらがいは鳴った。高く、低く。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)