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幾分
ふりがな文庫
“幾分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくぶん
85.5%
いくら
6.5%
いくふん
3.2%
いくぶ
3.2%
いくらか
1.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくぶん
(逆引き)
幾分
(
いくぶん
)
明るい空をバックにしているんで割合に見えるし——夜道で道に迷ったら
跼
(
かが
)
んで見ろ、というのはこの辺を指した言葉だよ……
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
幾分(いくぶん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いくら
(逆引き)
丁度十五位の娘の時のことを三吉も
幾分
(
いくら
)
か知っており、嫂は又、その頃房州の方で一夏一緒に居たことも有って、
大凡
(
おおよそ
)
気心は分っていたが
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
幾分(いくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
いくふん
(逆引き)
即
(
すなは
)
ち
普通
(
ふつう
)
の
潮汐
(
ちようせき
)
は
一晝夜
(
いつちゆうや
)
に
二回
(
にかい
)
の
干滿
(
かんまん
)
をなすだけであつて、
隨
(
したが
)
つて
其週期
(
そのしゆうき
)
は
凡
(
およ
)
そ
十二時間
(
じゆうにじかん
)
であるけれども、
津浪
(
つなみ
)
のために
生
(
しよう
)
ずる
干滿
(
かんまん
)
は
幾分
(
いくふん
)
或
(
あるひ
)
は
幾十分
(
いくじつぷん
)
の
週期
(
しゆうき
)
を
以
(
もつ
)
て
繰返
(
くりかへ
)
されるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
幾分(いくふん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いくぶ
(逆引き)
殆
(
ほと
)
んど
闇黒
(
やみ
)
に
全體
(
ぜんたい
)
を
包
(
つゝ
)
まれて
居
(
を
)
つたが、
私
(
わたくし
)
の
一念
(
いちねん
)
の
屆
(
とゞ
)
いて
幾分
(
いくぶ
)
か
神經
(
しんけい
)
の
鋭
(
するど
)
くなつた
爲
(
ため
)
か、それとも
瞳
(
ひとみ
)
の
漸
(
やうや
)
く
闇黒
(
あんこく
)
に
馴
(
な
)
れた
爲
(
ため
)
か、
私
(
わたくし
)
は
辛
(
からう
)
じて
其
(
その
)
燈光
(
ひかり
)
の
主體
(
ぬし
)
を
認
(
みと
)
め
得
(
え
)
た
途端
(
とたん
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
幾分(いくぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いくらか
(逆引き)
女は不審しながらも、魔法使の事は
予
(
かね
)
て聞いてゐるので
幾分
(
いくらか
)
待心
(
まちごゝろ
)
で居ると、午過になつて案の定主人が頭が病めるといひ出し、自分は睡つぽくなつて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
幾分(いくらか)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
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