“主體”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆたい50.0%
ぬし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今(いま)の世(よ)に、かくも驚(おどろ)く可(べ)き速力(そくりよく)をもつて居(を)る船(ふね)は、水雷驅逐艦(すゐらいくちくかん)か、水雷巡洋艦(すゐらいじゆんやうかん)の他(ほか)はあるまい、あの燈光(とうくわう)の主體(しゆたい)は果(はた)して軍艦(ぐんかん)の種類(しゆるい)であらうか。
殆(ほと)んど闇黒(やみ)に全體(ぜんたい)を包(つゝ)まれて居(を)つたが、私(わたくし)の一念(いちねん)の屆(とゞ)いて幾分(いくぶ)か神經(しんけい)の鋭(するど)くなつた爲(ため)か、それとも瞳(ひとみ)の漸(やうや)く闇黒(あんこく)に馴(な)れた爲(ため)か、私(わたくし)は辛(からう)じて其(その)燈光(ひかり)の主體(ぬし)を認(みと)め得(え)た途端(とたん)