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主翁
ふりがな文庫
“主翁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ていしゅ
73.3%
あるじ
10.0%
しゅおう
6.7%
おやじ
3.3%
おやぢ
3.3%
しゅじん
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていしゅ
(逆引き)
もう
明日
(
あす
)
の朝の
準備
(
したく
)
をしてしまって、
膳
(
ぜん
)
さきの二合を
嘗
(
な
)
めるようにして飲んでいた
主翁
(
ていしゅ
)
は、
盃
(
さかずき
)
を持ったなりに土間の方へ目をやった。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
主翁(ていしゅ)の例文をもっと
(22作品)
見る
あるじ
(逆引き)
明くるを待ちて
主翁
(
あるじ
)
に会し、就きて昨夜の奇怪を問われよ。主翁は黙して語らざるべし。再び聞かれよ、強いられよ、なお強いられよ。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
主翁(あるじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
しゅおう
(逆引き)
たいせつなところは心を一度そういう「心の
主翁
(
しゅおう
)
」に面会させることである。この主翁は何ぴとの心にも生き生きとして存在している。
生活と一枚の宗教
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
主翁(しゅおう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おやじ
(逆引き)
主翁
(
おやじ
)
が死んで、石山の新家は
媳
(
よめ
)
の
天下
(
てんか
)
になった。誰も
久
(
ひさ
)
さんの
家
(
うち
)
とは云わず、宮前のお広さんの家と云った。宮前は八幡前を謂うたのである。外交も内政も彼女の手と口とでやってのけた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
主翁(おやじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おやぢ
(逆引き)
遊「君の後曳も口ほどではないよ。この間
那処
(
あすこ
)
の
主翁
(
おやぢ
)
がさう言つてゐた、風早さんが後曳を三度なさると新いチョオクが半分
失
(
なくな
)
る……」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
主翁(おやぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゅじん
(逆引き)
と、友人の家でも同じような女の姿があらわれるので、蚊帳を買った家へ返しに往った。するとそこの
主翁
(
しゅじん
)
が
女の出る蚊帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
主翁(しゅじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
翁
常用漢字
中学
部首:⽻
10画
“主”で始まる語句
主
主人
主婦
主家
主水
主従
主題
主君
主税
主計
“主翁”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
田中貢太郎
徳冨蘆花
清水紫琴
倉田百三
泉鏡花