“待心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちごころ50.0%
まちごゝろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてたしかに請取つたよしを言つたが、印度人は何か待心まちごころでゐるらしく、両手を胸の上にんだまゝ、卓子テーブルの前にはだかつて一向帰らうとしなかつた。
女は不審しながらも、魔法使の事はかねて聞いてゐるので幾分いくらか待心まちごゝろで居ると、午過になつて案の定主人が頭が病めるといひ出し、自分は睡つぽくなつて来た。