待心まちごゝろ)” の例文
女は不審しながらも、魔法使の事はかねて聞いてゐるので幾分いくらか待心まちごゝろで居ると、午過になつて案の定主人が頭が病めるといひ出し、自分は睡つぽくなつて来た。